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台湾茶、鳳凰単叢、中国茶 [茶に関していろいろ]

天英本店で台湾のお茶を試飲しました。東方美人の中級の上、高山烏龍茶、20年の陳年烏龍茶の3つです。
どれも負い誓ったのですが、普段飲みなれていないせいかお茶と言って、やはり本当に違う物だと思いました。東方美人は僧侶が本当に少しだけ作っているそうで、虫が噛んだあとが、白くなっている有機栽培の茶葉です。なんだかミントみたいな、不思議な味がする茶葉でした。最近は、最高級品は、北京へ買われて行くそうです。それにしても、茶水の透明感、香りは見事な茶で同じ事を岩茶に求めれば大変高価な岩茶になりそうです。でもボディは本当に無いのですね。高山烏龍も標高1300mの所で栽培されたお茶で、台湾では阿里山と他に2つの有名な山が産地だそうです。台湾茶の命、茶水の透明感、香り、喉越しの滑りが重要視されるのは、本で知っていましたが、飲んでみて本当だと思いました。私にとっては、台湾茶、鳳凰単叢、は似ていますが、はやり鳳凰単叢の方が、それなりにボディが効いていているように思いました。評価の基準が、全く違うのが、中国茶と言っても本当に幅広くあるのだとつくづく感じました。個人的には、勿論岩茶になれているせいか、岩茶以外に常飲しないので岩茶でないと、茶のコク、厚さ、ボディが感じられないので好みませんが、台湾茶が好きな方は、なるほど、相当飲まないと岩茶が好きになるのは大変だと思うのが率直な意見です。やはり正岩茶の良いのを飲むと本当に美味しいです。
陳年烏龍は20年自分の所においてあったと言っていましたが、さすがに陳年独特の香りで、派手さが無いけど品があるかんじです。台湾では5年から陳年と呼ぶそうで、梅の香りがして、30年もすると人参の香りがするそうです。
特筆するのは、台湾の大学の研究で、陳年は、カフェインが少なく、赤ワインと同じ成分が多く、心臓病に良いと言う台湾の新聞記事を見せてもらいました。
最近日本の茶葉の放射能汚染が話題になりますが、私は、台湾茶がどうのこうの言う立場も資格も無いですが、茶としては、安全、安心な茶葉が第一。それに喉越し、味、香り、透明感、順番は、関係無しに、茶として美味しし、好きな茶葉である事が大切と再認識した試飲でした。


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